簡単掃除のトイレの長所・良いところ
簡単掃除のトイレは、便器の汚れを防いだり洗剤を水と一緒に流すことで、便器内部を汚れにくくしたトイレです。
メーカーによって様々な手法が採用されています。
多くのメーカーで採用されている簡単掃除のトイレは、便器の汚れを防ぐコーティング加工をしたり、汚れが付きにくい形状とすることで、便器内部が汚れることを少なくしています。
比較的安価に掃除の手間を省けるので、ローコストの便器にも採用しやすい機能です。
一部のメーカーでは汚れにくい樹脂製の素材を採用、さらに洗浄水に洗剤を混ぜることで、汚れの付着を極端に減らしている製品もあります。
洗剤の補充は必要ですが、便器を掃除する手間を大きく減らすことが出来るのです。
簡単掃除のトイレの短所・悪いところ・欠点
簡単掃除のトイレは、便器の内部にしか効果がありません。
しかも汚れを付きにくくするだけで、汚れを落としてくれるわけではないのです。
便器の内部だけでなく、便器外部や床も汚れやすいものです。
かなり範囲を限定した効果なので、他の部分の汚れやすさはそのままです。
そこで定期的なトイレ掃除は必要となります。
洗剤を使うタイプは、洗剤を定期的に補充する必要があります。
洗剤が切れた場合は専用の洗剤が必要ですし、補充を忘れると効果がなくなります。
補充は数ヶ月に1度程度ですが、補充しにくい製品もあるので選ぶ際には注意が必要です。
樹脂系の素材を使った便器は、掃除の際の用具に注意する必要があります。
硬いブラシなどでこすると便器表面に傷がつき、汚れが付きやすくなってしいます。
そこで、製品の説明書に適した掃除用具を使う必要があるのです。
簡単掃除のトイレは、基本的には便利な機能といえるでしょう。
掃除をする回数を減らせるので、手間が省けます。
しかし樹脂系の素材を使用した便器や、洗剤を使用する機器の場合は注意が必要です。
掃除用具に制限があったり、洗剤が補充しにくい場合もあるので、便利な反面 上手な使いこなしも要求されるのです。