陶器質タイルの長所・良いところ
陶器質タイルは、タイルの中でも1000度程度の、比較的低温で焼き上げたタイルのことです。
多孔質で、吸水率が高めという特徴を持ちます。
陶器質タイルは比較的低温で焼くので、多孔質となり水を吸いやすくなります。
その為叩くと、濁った穏やかな音がします。
タイルが比較的柔らかいので、素足で歩いたり、手で触れる場所にも使用しやすいタイルです。
磁器質タイルよりは滑りにくいのですが、床に使用する場合には、床用のタイルと利用するべきでしょう。
もともと少し滑りにくいので、床用タイルとしても利用がしやすいタイルといえます。
陶器質タイルは多孔質なので、若干ながら有害物質を抑える効果もあります。
また色合いが穏やかという特徴もあります。
適度に落ち着いた色合いとなるので、内装として特に利用しやすいタイルといえるでしょう。
デザインのバリエーションが広いところも、陶器質タイルの特徴です。
釉薬のカラーから素焼き風まで、多様なデザインのタイルが作られています。
住まいのイメージにあわせたタイルを選びやすいタイルなのです。