エコフィール

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エコフィールの長所・良いところ

エコフィールは、効率の高い石油給湯器です。
お湯を沸かす際に発生する廃熱を予熱として利用することで、95パーセント程の高いエネルギー利用効率を誇ります。

石油給湯器なので、瞬間的にお湯を沸かすことが出来ます。
お湯が必要なときだけお湯を作るので、お湯の使用量の変化が大きい家庭では効果的な給湯器といえるでしょう。

エコフィールは、設置費用が比較的安価なところもポイントです。
さすがに一般的な石油給湯器よりは高価となりますが、貯湯式の給湯器と比べるとかなり安価に設置が可能です。
光熱費の削減効果で機器の設置費の上昇をまかなうことも、比較的容易です。

石油(灯油)は、かなり安価な燃料です。
同じ瞬間湯沸かし器であるエコジョーズと比べても、お湯を作る際にかかる費用を抑えることが出来ます。

エコフィールの短所・悪いところ・欠点

エコフィールは、一般的な石油給湯器よりも設置費用が高価となります。
特に小さなサイズの給湯器では、価格差が大きくなります。

石油(灯油)の価格自体は比較的安価ですが、価格の変化が大きいところも不安材料です。
原油の高騰分がそのまま灯油の価格に反映されてしまうので、光熱費が予測しにくいという弱点があるのです。

エコフィールは、お湯を作る際に通る経路が長くなるので、ちょっとだけお湯を使う場合にはお湯を無駄にしてしまうことが多くなります。
ちょっとだけお湯を使う場合は、余熱を利用する前にお湯の使用が終わってしまうこともあるのです。

設置場所や廃熱や排気、さらに騒音も気になるところです。
灯油を燃やすので効果的な換気が必要で、給湯器もかなり熱くなるので設置場所にはちょっとした気配りが必要となる場合もあります。
給湯器だけでなく、灯油タンクの設置場所や給油スペースも必要です。

さらに灯油を汲み取るポンプなどが必要なので、どうしても騒音が大きくなってしまいます。
設置場所や利用時間によっては、近所迷惑となる場合もあるので注意が必要なのです。

灯油を使用するので、定期的な補給が必要です。
自分で持ち運ぶにはかなり重くなりますし、配達を依頼するとその分費用もかかります。
また灯油が切れてしまうと、お湯が出なくなってしまいます。

エコフィールは、石油給湯器の特徴そのまま、エネルギー利用効率がアップしているところがポイントです。
お湯を作る効率が高くなるので、その分使用する灯油も減らすことが出来ます。
必要なときにだけお湯を作るので、無駄なお湯がほとんどなくなる点も大きな特徴といえるでしょう。

エコフィールは、灯油の補給や騒音・臭いが大きなネックです。
瞬間的にお湯を作れる効率の高さの代わりに、定期的な灯油の補給が必要で、騒音が大き目となります。
さらに灯油を燃やすので、臭いが気になる場合もあります。
エコフィールは手軽な設置費用と光熱費の低さ、これにどの程度の価値観を見出すことが出来るのかという点が一番のポイントとなる給湯器なのです。

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   住まいの長所と短所の研究室 アイコン  住まいの長所と短所の研究室 はリンクフリーです。                    2010年10月29日作成

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