重要事項説明の長所・良いところ
住まいの設計契約の前に重要事項の説明を行なうことで、実際に設計に関与する人達を知ることが出来ます。
設計者が行なう業務(作成する図面や工事監理の内容など)が明記される為に、なぜ設計料が必要なのか、理解しやすくなります。
資格を持つ建築士が書面を交付して説明し、説明が終わったら建て主の署名が必要となるので、設計を依頼することを実感できます。
また設計料の大まかな金額も分かるので、以後、設計を依頼するか否かの判断材料にも使えます。
契約を解除する方法も説明されるので、途中解約でのトラブルも少なくなりそうです。
一番のポイントは、工事業者ではなく建築士がこの説明を行なうということです。
建築士がこれまで以上に責任を負うことになるので、資格のない経営者や工事業者の意見に惑わされなくなる可能性が高くなります。
(これまでは、経営者や工事業者の言いなりになっていた建築士も多かったので、これがかなり減ることが予想されます。