消臭壁紙

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消臭壁紙の長所・良いところ

消臭壁紙には、消臭剤を利用する製品とニオイを分解する製品があります。
消臭剤を利用する製品は、始めの頃は消臭効果が高いものの消臭効果が長続きしません。
ニオイを分解するタイプは、若干消臭効果が薄いものの、効果が長続きします。

内壁は面積が広いので、消臭効果が高くなるところが最大の長所です。
一箇所ではなく壁全体が消臭するので、部屋全体の匂いを消すことができるのです。

消臭壁紙は、現在では普通の壁紙とほとんど同じコストになっているので、追加のコストがかからない点もポイントといえます。
工事も普通のクロスと同じなので、リフォームなどの際にも活用できます。

消臭壁紙の短所・悪いところ・欠点

消臭壁紙には、2つのタイプがあります。
消臭剤を利用するタイプの壁紙は、消臭効果に限界がある点と、いっぱいになってしまうと発散する危険性もある点が欠点です。
ニオイをいっぱいに取り込んでしまうと、それ以上はニオイを取り込めなくなります。
さらに温度によっては発散する危険性があるのです。

ニオイを分解するタイプの壁紙は、分解する能力に差がある点が問題となります。
使用する面積が広いといっても、ニオイを分解する能力が非常に低ければ、ニオイを消すことができません。

特にニオイが気になるのは多量にニオイが発生したときなので、それを消せなければあまり意味がないのです。
ニオイを分解する時間が長ければ、逆に長い時間ニオイが部屋にこもってしまうことになるのです。

消臭壁紙は、ニオイを取り込む能力とニオイを分解する能力の両立が必要となります。
強いにおいを早く消すためにはニオイを取り込む能力がポイントになります。
そのニオイを長引かせないためには、ニオイを分解する能力も必要となるのです。

消臭壁紙は、一般的な壁紙とほとんどコストは変わりません。
コストが変わらなければ使う価値はありますが、コストが上昇してしまうようだと、市販の消臭剤を利用する方が安全で確実なのです。

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   住まいの長所と短所の研究室 アイコン  住まいの長所と短所の研究室 はリンクフリーです。                    2010年11月14日更新

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