節水トイレ

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節水トイレの長所・良いところ

節水トイレは、トイレの水を流す際に使用する水の量を減らした便器です。
水流をうまく調整したり、流れやすい構造とすることで、従来の半分以下の水で流すことが出来ます。

最新のスタンダードな節水トイレで1回約6L、最新のタンクレストイレで1回約5L程度の水を使用します。
従来の便器は13Lほど使用していたことを考えると、使用する水の量を大きく減らせます。
また通常はタンクレストイレの方が、より節水効果が高くなります。

1回のトイレで流す水の量が半分になれば、毎月トイレで使用する水の量も半分位になります。
手を洗う時に使う水も考えると半分とまではいかない場合もありますが、それでもかなりの水を節約できます。
そこで毎月の水道代も減らすことが出来るのです。

節水トイレの短所・悪いところ・欠点

節水トイレは流れる水が少ない分、流す能力も弱目となります。
普通の使い方なら問題ないのですが、紙をたくさん使用したりなど場合によっては1回で流れないこともあるのです。
2回流してしまうと、従来のトイレの水使用量とほとんど変わらなくなってしまいます。

メーカーによって、節水効果が変わります。
流れやすさなどは分かりにくいので、流す水の量だけで判断すると、度々2回流す必要が生じる可能性もあります。

節水トイレは、基本的に優れた機能です。
最近ではほとんどのメーカーの便器が、1回当たり6L以下の水しか使わなくなりました。
そこであえて節水トイレという名称を使うことは、あまり必要がなくなっているともいえるのです。

1回の水使用量が5L以下の便器もありますが、こちらは機器が高価になったり、加圧ポンプが必要になったりするので、電気代も含めると省エネルギーやエコロジーとは呼べない場合もあります。
エコロジーを重視して便器を選ぶなら、電気を使わない節水トイレを選ぶことが大切なのです。

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