塩ビ板の長所・良いところ
塩ビ板は、コストの安さが最大の魅力です。
加工性も良いので、カーポートの屋根などに利用されることもあります。
薬品や酸やアルカリに強いところも特徴です。
難燃性をもつので、火がつきにくいところもポイントといえるでしょう。
塩ビ板
住まいの長所と短所の研究室
塩ビ板の短所・悪いところ・欠点
塩ビ板は、耐久性に劣ります。
紫外線に弱く黄変してしまうので、透明板は屋外には向きません。
劣化を防ぐ安定剤を混ぜた製品もありますが、耐候性はあまり期待できないのです。
耐熱温度の低さも大きなネックとなります。
５０度ほどが限界なので、利用しにくいのです。
強度はプラスチックとしては標準的ですが、傷がつきやすくなります。
住まいの材料としては、ガラスの代わりとしては使いにくいのです。
塩ビ板は、現在の住まいではほとんど利用されません。
カーポートの屋根としても、劣化の早さや強度不足が問題となりやすいのです。
塩ビの素材としては、住宅の中で壁紙や床の長尺シートなどに利用されています。
不透明の比較的柔らかい、室内用の仕上材としては便利な材料といえるのです。