L型キッチン

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L型キッチンの長所・良いところ

L型キッチンは、コンロの部分とシンクの部分が90度で向かい合う形のキッチンです。
天板がL字型となるので、L型キッチンと呼ばれます。

コンロとシンクが近くなるので、同程度の大きさのI型キッチンと比べて、調理中の動きが少なくて済むという利点があります。
天板部分が広めとなるので、調理場所を確保しやすいところもポイントです。

L型キッチンは囲まれる感じのキッチンとなるので、調理に集中しやすくなります。
コンロとシンクを同時に見やすい場合もあって、より集中しやすいのです。

L型キッチンの短所・悪いところ・欠点

L型キッチンは、コーナー部分がデッドスペースとなりやすいところが弱点です。
コーナー部分は奥行きが大きく、角で使いにくいので、使う機会が減ってしまうのです。
物を置いても、手が届きにくくなります。

キッチンのコストが高目となる点も、弱点となります。
天板がコーナーとなり、吊り戸棚もコーナー型となるので、どうしても価格は上昇してしまいます。

L型キッチンは、食器棚や冷蔵庫などを配置するスペースが不足しがちな点にも注意が必要です。
2面をキッチンが占めるので、キッチンへの出入を考えると、1面しか配置スペースが残りません。
勝手口が配置しにくいところも、ウィークポイントとなりそうです。

L型キッチンは、調理中の動きが少なく、調理に集中しやすいところがポイントです。
調理の面で考えると、理想的とも言えるキッチン形状なのです。

しかし食器棚や冷蔵庫、勝手口などの配置が難しくなるという弱点も持っています。
さらに、キッチン自体のコストも高目となってしまいます。

そこでキッチン内での収納を考えることが、L型キッチンを上手く使いこなすポイントとなります。
レンジや食器洗い乾燥機などをビルトインした方が、スペースを効果的に活用できます。
後は冷蔵庫や勝手口を適当に配置すれば、使いやすいキッチンスペースが完成するのです。

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   住まいの長所と短所の研究室 アイコン  住まいの長所と短所の研究室 はリンクフリーです。                    2010年10月21日作成

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