太陽光発電

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太陽光発電の長所・良いところ

太陽光発電は、建物の屋根や外壁に設置したパネルで電気エネルギーを作り出す設備です。
使用することで長期間で、生産にかかるエネルギーよりはるかに多い電気エネルギーを生み出すことが出来るので、エコロジーの効果が高い設備なのです。

太陽の光さえあれば電気を生み出してくれるので、電気代を大幅に減らすことが可能なところが長所です。
家庭で使用する以上に発電して余った電気は、電力会社が買い取ってくれる形になります。

その代金で夜に使用する電気代をまかなうことも、場合によっては可能です。
特に現在(2010年11月)は電気を売る場合の価格が電気を購入する価格の倍額となっているので、余った電気をたくさん売るほど経済的となるのです。

晴れた日だけでなく、曇っていても明るければ、かなりの発電量があります。
光によって発電するので、晴れた日が多い春頃に最も発電量が多くなります(これは地域により差があります)。

太陽光発電の短所・悪いところ・欠点

太陽光発電は、クーラーの電気が必要な夏場には、若干発電効率が落ちてしまいます。
太陽光パネルの種類にもよりますが、屋根の温度が上昇してしまうと、オーバーヒートするように発電効率が落ちてしまうのです。

光がないと発電しません。
夜間はまったく発電しませんし、暗い雨の日もほとんど発電しないので、家庭で使用する電気すべてをまかなうことは出来ません。

発電したエネルギーを家庭用の電気に変換したり売電したりするのに、かなり大掛かりな設備が必要になります。
家庭用の小さな太陽光発電に対しては、この設備がちょっと大げさすぎるところが弱点ともいえるのです。

光熱費を減らすという点でも、設置費用が高いために、設置費用を回収できるほどの光熱費削減効果は無い場合がある点にも注意が必要でしょう。
発電パネルの汚れや劣化による発電量の低下、コントロール部分の寿命などから、太陽光発電の設置費用を光熱費削減のコストでまかなうことが難しくなるのです。

太陽光発電は、エコロジーを考えると非常に効果が高い設備です。
何しろ、生活に必要な電気エネルギーを生産してくれるのです。
電気を作るエネルギーを減らすことが出来るので、地球温暖化の防止にも効果があります。

しかし家計を考えると、ちょっと違ってきます。
設置にかかるコストが高いために、設置費用を太陽光発電が作る電気エネルギーの代金でまかなうことが難しいのです。
また機器の寿命の短さも、問題となる場合があります。

多少発電量が大きくなっても、コントロール部分に掛かるコストはさほど変わりません。
そこで太陽光発電を設置する場合は、補助金が付く範囲内で、出来るだけ大きな面積を確保することがポイントといえるでしょう。

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