ユニバーサルデザイン

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ユニバーサルデザインの長所・良いところ

ユニバーサルデザインとは、全ての人に対するバリアフリーと言い換えることができます。
普通の大人に使い易い住まいのつくりでも、子供や老人、体が不自由な人などにとっては、使いにくい場合も多いのです。

そこで、そんな幅広い人たちにも使い易い住まいのつくりが、ユニバーサルデザインと呼ばれるものです。
どちらかといえば、住宅より公共の施設で使われる言葉といえるでしょう。

このユニバーサルデザインを住まいに採用すると、小さい子供にも使い易い住まいになります。
さらに将来、体に障害がでても、住まいには ほとんど手を加えずに対応できるのです。
怪我をしたときにも使い易い住まいとなる点も、ポイントが高いといえます。

ユニバーサルデザインの短所・悪いところ・欠点

住まいに本格的に採用すると、床面積や建設コストが かなり増加します。
廊下の巾から水廻りのスペース確保、さらに設備も高価ですし、扉も大型になります。
2階建て以上だと、エレベーターも必要でしょう。

本格的なユニバーサルデザインを住まいに設置するには、費用がかかりすぎます。
手摺一つをとっても、子供用の手摺も必要なので、バリアフリーの倍かかる事になるのです。

手摺が邪魔になったり、普通に使う場合にも、ちょっと使いにくいケースもあります。
さらに、掃除が大変になるという場合も考えられます。
余計な設備や作りの部分がたくさん出てくるので、しっかり掃除をしようとすると、結構大変なのです。

住まいにユニバーサルデザインを適用する場合、住宅コストが上昇し、面積も広く必要だという点を考慮する必要があります。
ユニバーサルデザインは基本的には素晴らしい考え方なのですが、一般住宅で採用するには無駄が多いともいえるのです。

住まいの予算に、相当な余裕がある場合には、採用しても良いでしょう。
しかし一般の住まいとしては、過剰すぎる作りとなってしまうのです。

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   住まいの長所と短所の研究室 アイコン  住まいの長所と短所の研究室 はリンクフリーです。                    2010年10月20日更新

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