ローコスト住宅

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ローコスト住宅の長所・良いところ

ローコスト住宅とは、一般的な住宅よりも安い価格の住まいのことです。
より手軽に住宅を入手できるので、最近のトレンドともなっています。

住まいの価格が安くなれば、取得が楽になりますし、住宅ローンなどの負担も減ります。
その分生活に余裕が出来るので、暮らし全体としても余裕が出来るのです。

真面目なローコスト住宅は、材料の種類を減らしたり、部屋の間仕切を省略したりすることで低価格を実現しています。
住まいの品質を保ったまま、手間や工程を減らすことでローコストとしているのです。

部屋が大きなワンルームであれば、将来の部屋割りを自由にしやすいという利点もあります。
家具などで仕切れば、子供部屋を増やしたりすることも簡単です。

トイレや浴室のような水廻りが1箇所に集中していれば、バリアフリーにしやすいという利点もあります。
部屋の仕切りを無くせば、大きな水廻りに改装できます。
さらに無駄な廊下も少なくなるので、住まいの面積を有効利用できるのです。

ローコスト住宅の短所・悪いところ・欠点

ローコスト住宅を実現する為に、品質の劣る安価な材料を使用している場合も少なくありません。
特に構造部分や屋根や外壁などの外装部分に手抜きがあると、住まいの寿命にも大きな影響があります。
寿命が短い住まいは長い期間住めないので、長い目で見るとお金の無駄使いとなる可能性があるのです。

単純に工事価格の安い業者に依頼することで、ローコスト住宅を実現している場合もあります。
工事価格の安い業者は手抜き工事が多かったり、故障が発生したりしやすい傾向があります。
そんな工事で出来た住まいは、将来のメンテナンスに費用がかかってしまうのです。

同じ形の住まいを作ることで、ローコスト住宅を実現している場合もあります。
同じ工事の繰り返しとなるので、品質を落とさずにローコストが実現できる点は利点ともなります。
しかし周囲や形状が同じような敷地であることは稀なので、土地や地域に応じた住まいとはなりにくいという欠点があるのです。

ローコスト住宅は、ローコストを実現する内容次第で、様々な結果となります。
仕切りをなくしたり材料を統一したり、シンプルとすることで価格を減らしている場合は好結果が望めます。
将来の使いこなし次第で、家族の変化に対応した住まいを実現できるのです。

しかし品質や手間を省いてローコスト化している場合、マイナス部分が多くなります。
メンテナンスが頻繁に必要になったり、使い勝手が悪くなったり、快適さも少なくなる場合があります。
そこでローコスト住宅を希望する場合は、一般程度の品質を確保していることをしっかり確認することが大切なのです。

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   住まいの長所と短所の研究室 アイコン  住まいの長所と短所の研究室 はリンクフリーです。                    2010年10月16日作成

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