壁付キッチン

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壁付キッチンの長所・良いところ

壁付キッチンは、壁面にキッチンを設置するタイプとなります。
キッチン部分を省スペースとすることができるので、小さな住まいや他の部分を広くしたい場合にぴったりのキッチンとなります。

キッチンが壁や窓を向く形になるので、調理に集中できるという点が最大の長所です。
窓を効果的に活用できるところもポイントで、外の景色がよければ調理中に景色を楽しめます。
きれいな空気を取り入れたり、照明無しでも昼間は手元まで明るかったりするので、窓の位置次第で非常に効果が上がります。

換気の面でも有利で、窓を開けて新鮮な空気を取り入れやすくなります。
換気扇も壁面に設置しやすく、設置コストも低めとなるのです。

壁付キッチンは、壁を活用しやすいところもポイントでしょう。
調理器具を壁のフックに引っ掛けたり、棚板なども壁に取り付けられます。

壁付キッチンの短所・悪いところ・欠点

壁付キッチンは、キッチン部分が食卓などから見えてしまうところが最大の欠点です。
最近のリビング一体の住まいでは、くつろいでいる時にキッチン全体が見えてしまうと汚れやゴミなどが非常に気になってしまいます。

また食器棚やレンジなどを置く場所が、キッチンから遠くなりがちなところも弱点といえるでしょう。
キッチンが仕切られた部屋なら問題はないのですが、リビング一体のキッチンでは食器棚などが遠くなってしまいます。
収納スペースが少なくなりがちなので、食器や調理器具をたくさん使う家庭には向かないのです。

壁付キッチンは、キッチンの後が動線となりやすいところも弱点です。
調理をしているすぐ後を子供が通ったりすると、怪我の原因ともなりかねません。

壁付キッチンは、窓と壁を効果的に活用できるところがポイントです。
またキッチンが仕切られた部屋になる場合は、多くが壁付キッチンとなります。

壁付キッチンは、最近のリビングまで一室となったキッチンとしては採用しにくい場合もあります。
キッチンのゴミ置き場や食器棚を置く場所など、使いにくい部分が目立ってくるのです。
調理中に後を人が通ると、ぶつかる危険性も高くなってしまいます。

そこで壁付キッチンはリビングやダイニングとのつながりを考えつつ、採用を考える必要があるのです。
景色や通風面では有利な場合もあるので、軽く仕切れば快適なキッチンとなります。

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   住まいの長所と短所の研究室 アイコン  住まいの長所と短所の研究室 はリンクフリーです。                    2010年10月21日作成

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