ステンレス屋根

住まいの長所と短所の研究室

ステンレス屋根の長所・良いところ

ステンレス屋根は、ステンレスの耐久性の高さを活用出来るところが特徴です。
キッチンでも利用されているように非常に錆びに強いので、耐久性が高くなるのです。

塩害にも強いので、海岸に近い住まいの屋根としても利用できます。
海岸沿いの住まいで使用する釘はステンレスが標準といわれるほど、潮風に対する耐久性を備えているのです。

ステンレスは硬いので、変形しにくいところも特徴といえるでしょう。
高い耐久性とあわせて、丈夫な屋根を作ることができるのです。

ステンレス屋根の短所・悪いところ・欠点

ステンレス屋根は、他の金属板と比べるとかなり高価です。
ステンレスの種類にもよりますが、耐久性の劣る種類のステンレスを使っても、耐久性の高さはあまり期待できません。
そこで耐久性の高いステンレスを採用すると、かなりコストもアップしてしまうのです。

硬いので、鉄板やガルバリウム鋼板ほど加工性は良くありません。
カットや曲げ加工がしづらくなるので、屋根を葺く手間が増えがちとなります。

金属板の共通の欠点である、断熱性能の悪さや防音性能の悪さも引き継いでいます。
そこで葺き方や断熱材の活用で、性能の悪さをカバーする必要があります。

ステンレス屋根は、海岸増の住まいでも安心して使える、耐久性の高さが特徴です。
非常に錆びにくいので、長く使えます。

硬いので変形はしにくいのですが、加工性では若干不利となります。
ステンレスはかなり高価なので、耐久性に対する評価によって採用が決まる屋根材といえるでしょう。

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