住宅ローン

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住宅ローンの長所・良いところ

住まいを入手する直接の予算で不足している部分の支払いを、将来に延ばすことができます。
つまり、現在持っている貯金や現金を大きく超える価格の住宅を入手することが出来ます。

また賃貸住宅やアパートに入居している場合は、住居を借りるために毎月お金を払うことになりますが、マイホームを入手すれば、自分の住まいの為に毎月お金を払うことになるので、やる気が出ます。
その上支払いが済んでしまえば、それ以上のお金は基本的にかかりません。

住宅ローンの短所・悪いところ・欠点

基本的に借金なので、金利を支払う必要があります。
3パーセント金利の20年返済で、1000万円当たり300万円以上の金利を払う事になるのです。
20年続けて3パーセントの平均給与の上昇があれば、この金利は無いものとみなせますが、日本の現状を考えると、今後それほど高い経済成長は期待できそうにありません。

また住宅ローンを支払い終わるまでは、抵当権が設定されている為に、住宅は完全に自分のものになる訳ではなりません。
ようやく支払い終わって完全に自分のものになった頃には、住まいのリフォームが必要になるケースも少なくありません。
そうなるとリフォームローンが必要となるので、賃貸を借りる場合と同様に、一生 住宅ローンを支払い続ける事にもなりかねないのです。

さらに住宅ローンを借りるためには、手数料や抵当権の設定など、本来の住宅ローン以外にも費用が必要になります。
また住宅ローンを借りるために、住まいの大きさや構造・仕様などに制限がある場合も有ります。

住宅ローンは、現在マイホームを建てるお金が無くても、マイホームが建てられる便利さがあります。
しかも賃貸アパートなどに支払う場合と違って、マイホームや土地は自分の資産として残ります。
その代わりに、固定資産税などの税金が毎年かかります。

住宅ローンは基本的には借金なので、可能な限り借りる金額を少なくすることが上手い活用法です。
そして借りる期間は出来るだけ短くすることが、金利の支払い総額を減らすことにつながります。

マイホームを入手する為には、住宅ローンは便利なものです。
しかし返済期間が相当長くなるので、無理をしない返済計画を立てることと借りる金額自体を減らすことがポイントなのです。

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   住まいの長所と短所の研究室 アイコン  住まいの長所と短所の研究室 はリンクフリーです。                    2010年10月16日更新

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