防犯

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防犯の長所・良いところ

住まいに防犯対策を行うことは、泥棒などの被害を防ぐ為には大切です。
防犯カメラを取り付けるなど防犯対策をしっかり行っている住まいには、泥棒が侵入しようとすることが少なくなるだけでなく、押し売りなども防ぐ効果があります。

防犯のためには、防犯カメラの設置や窓ガラスや鍵の強化から、センサーライトやアラームの設置、さらにホームセキュリティーの活用まで、さまざまな方法があります。
住まいのつくりや地域に適した防犯機器を設置することで、防犯効果を高めることができます。
ひとつでは効果が少なくても、複数の防犯装置が付いていれば、防犯の効果が高まるのです。

警備員への通報が出来る場合、安心感が上乗せされます。
犯罪中に警備員が到着することは難しいのですが、気持ちが落ち着きますし、その後の処理などの際にも助けとなります。

防犯の短所・悪いところ・欠点

住まいの防犯で難しいところは、泥棒の手口が多様化していることです。
鍵が丈夫になっても難しい鍵を破る技術も発達しますし、電気を使った防犯システムは、電気が切れれば無力(もしくは入りたくても入れない状態)になります。

センサーが働いていても、死角を完全になくすことは困難です。
さらに防犯機能が、普段の生活では邪魔になることもあります。
犬や猫など動物によるセンサーの誤作動や、普通の通行人に対してセンサーが反応したりすることも少なくありません。

さらに防犯システムの切り忘れや設定し忘れなど、防犯機能が働かない可能性があるところも欠点といえるでしょう。
防犯効果の高い鍵をなくしたりしたら、家に入ることも、普通の鍵の住まいより かなり困難になります。

ホームセキュリティーは、センサーが反応してから警備員が到着するまでの時間差が弱点となります。
5分以上かかるようだと、泥棒の仕事は終わってしまうことが多いのです。
犯罪者が逃げてしまってから警備員が到着しても、被害を防ぐことにはつながりません。

住まいの防犯は、住まいに適切な防犯機能を見極めることと、防犯システムに頼りすぎないことが大切です。
どんなに良い防犯システムをつけても、銀行の金庫のようなつくりでない限り、破る方法はあるものです。
また実際に被害がなくても、泥棒が入ろうとしたことで、住まいに傷がついてしまうことも少なくありません。

そこで住まいに対する防犯対策としては、未然に防ぐことが一番のポイントとなります。
中途半端な技術しか持たない泥棒は、防犯システムが付いていることを見せるだけでも手を出しません。
その上で近所付き合いして泥棒が近づきにくい地域にするなど、近隣みんなでの防犯対策を行うことが大切なのです。
近所付き合いがうまくいっている地域では泥棒が目立ってしまうので、犯罪自体が減りますから、住まいの防犯にも効果的なのです。

警備員が来てくれるホームセキュリティーシステムは、実際に犯罪者を捕まえるよりも安心感が得られるところがポイントです。
犯罪中に警備員が到着できることは稀で、被害の後に落ち着いたり通報や補償など後処理の際にアドバイスしてくれるところが特徴なのです。

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   住まいの長所と短所の研究室 アイコン  住まいの長所と短所の研究室 はリンクフリーです。                    2010年10月20日更新

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