住まいの長所と短所の研究室
建築家の長所・良いところ
こだわりのある建物を設計する人たちの呼び名です。
一般的には、建築や環境や街づくりなどを深く考え、配慮のある設計を行なう人達を示します。
こだわりの住まいを建てる際には、大切な選択肢のひとつとなります。
良い建築家に当たれば、あなたにぴったりの個性的で素晴らしい住まいを建てることが可能です。
住まいの設計を依頼する際には、建築士の名称で探すより建築家の名称で探した方が、良い設計者に当たりやすいという傾向があります。
建築士の資格を持つことがほとんどで、建築家を名乗る場合は、日本建築家協会に所属している場合も多いようです。
日本以外の国際的にいえば、建築家という名称は、弁護士や医者に並ぶ資格者として評価されます。
建築家の短所・悪いところ・欠点
誰でも名乗れる名称で、無資格者が名乗っても罰則はありません。
（建物の設計を行なうことが出来る公的な資格は、建築士だけです。）
現時点では、名称が一人歩きしているので、建築家という名称だけでは、建物の設計に関する能力などは何も判断できません。
真面目な建築家でも、こだわりが強すぎて使いにくい建物となる場合もあります。
個性的なアイデアなどの為に、一般的な使い勝手が出来ない場合も少なくありません。
デザインにこだわりが強すぎる場合、住まいの耐久性や使い勝手などが犠牲になる設計を行なうこともあります。
性能や使いやすさ以上にデザインを重視してしまう傾向があるのです。
後々のメンテナンスなどにかかる費用も、その分大きくなってしまいます。
建築家は誰でも名乗れる名称というのが、最大の欠点です。
ですが、真面目な建築家であれば、素晴らしい住まいを設計してくれる可能性も高くなります。
そこで建築士である建築家を探すことと、その建築家がこれまでに設計した住まいを確認することが、建築家を選ぶ際のポイントとなるでしょう。
真面目な建築家なら、日本建築家協会に所属していることで名乗っている場合も多いので、この会員から探す手もあります。